トピックス

 NPO法人JECK誕生報告 (理事長のご挨拶)

 本格的な秋を迎える時節になりましたが、会員の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、8月4日付弊信“「NPO法人JECK」設立申請状況報告”で報告しました横浜市市民局に提出したNPO法人設立申請は9月2日に認証通知を受領しました。  新NPO法人JECKのスタートは10月1日と決定し、旧「JICA帰国専門家連絡会かながわ」からNPO法人JECKへの全面移行(事業、会員、資産等)の準備の為、 8月24日移行ロードマップを作成し、新NPO法人JECKの広報活動を含め理事会メンバーが中心になって、移行作業を行ってきました。
 新しく本日10月1日に発足するNPO法人JECKは今までのJECKの活動に新たに「特定非営利活動」を加えた新組織(NPO法人)です。このことにより社会的信用を得、 JICAへの登録が可能となりJICAの国際協力案件、例えば中小企業海外進出支援業務等の案件に参画することが出来るようになり新規事業参画への可能性が拡大 致しました。これに呼応して、早くもJICA草の根事業参画事業案の第一候補が上がっており期待しております。
JECKはこの法人格を基盤にして、JECK会員がそれぞれの知識、経験、人脈を生かして今後のJECKの更なる発展に寄与して頂きたいと願っております。 我々ベテラン会員は言うに及ばず、ここ2年間に入会された若き10人の新会員に大いに期待しております。
 それでは、今後の新組織の運営などに関してご疑問、ご要望等がございましたら、事務局長或は小職までご遠慮なく、お問い合わせ下さい。  宜しくお願い致します。                     以上

 2019年度役員4役のご挨拶

理事長就任のご挨拶  福田 信一郎
前期に引き続き理事長を拝命した福田信一郎です。理事長を拝命致しました2017年に取り組みたい項目を何点か申し上げ、皆様のご協力を得多くを 実現できたことに対し厚く御礼申し上げます。今期も同じ目的を継続して取り組んでいきたいと思っています。これらに加え、ここ1-2年若手の 会員が10数名入会しており、彼らを始め全会員が今まで海外業務を通じて得た知識、経験及び技術力を特に開発途上国に対する技術移転、前回触れ ましたJICAが進める中小企業海外支援活動や県、横浜市が実施する諸事業への協力・連携・支援活動に積極的に力を発揮できる場を作りたいと思います。
この為に今年の総会で決議されましたNPO法人化を年内に達成させ、組織としての社会的信頼性を得、会員が誇りを持って働ける組織に生まれ変わらせ たいと思っています。皆様の一層のご協力をお願い致します。

副理事長就任のご挨拶  吉田 博至
昨年来NPO法人化推進理事を担当してきましたが、今般、副理事長に任ぜられ、引き続き年次総会で承認されたNPO法人化を推進する役となりました のでよろしくお願いいたします。法人化を達成するにはJICAやJECKAとの調整も必要であり、設立総会も必要となります。NPO法人化の目的は我々組織 の信用力を高め、組織基盤を強固にすることであり、それを活用するのはJECK会員のヤングシニアの皆様です。会員の皆様の技術力、経験、人脈、 アイディアを生かしてJECKの組織の中で、事業を起こし、或いはJICA案件に参加するなど、やりがいを感じて頂ける組織にするため、少しでもお役に 立てればと思っています。NPO法人としての新名称、その名称にふさわしい定款(事業目的、事業分野等)も準備中ですが、全て設立総会の議決後に 横浜市にNPO法人申請の手続きになります。皆様のご協力にて令和元年NPO法人 JECK誕生を念じて私のご挨拶と致します。

事務局長就任のご挨拶  小泉 由紀子
皆さま。あろうことか事務局長の憂き目に在ってしまいましたが現在JECKがめざしているNPO法人が認可されるまで拙い私ではありますが皆様のお力を 借りて頑張る所存です。私とJECKの出会いは、2003年YOKEのコーデイネーター講座で初代事務局長を務められた谷保茂樹氏とでした。海外での仕事は勿論、 JICAでの仕事をした経験もありませんが以来10数年の内の約10年間を事務局に所属しております。前事務局長の大平一昭氏の全面協力と米国シリコンバレー で10年余の実務経験のある石黒功氏のIT技術協力で事務局機能が維持できることを願っています。NPO化に尽力している福田理事長と副理事長を引き受けて いただいた吉田博至氏等数少ない人員ではありますが目標を実現すべく一同頑張りますので会員の皆様のご支援をお願いします。

監事就任のご挨拶 《JECK大変革の段階に当たり》  山田 敏夫
このたび、監事を拝命しました山田です。会員の皆さまにあっては既にご案内ですが改めて確認。JECKの活動は組織目標を念頭に、総会において定めた年間の 事業活動の大枠が出発点となります。そして事業の骨格は、例年概ね同様ながら、個々の事業ごとに会員のご意見や情勢の変化を反映させ若干の手直しを行う というものです。具体化に当たっては、理事会において、テーマ等の選定や担当者の配置を含めた実施細目を定める等、かなり慎重に審議して実施されること になります。監事の役目は、先任監事の方々の実績を見ますと、こうした審議に立ち合い、実際の情況の検分や、経費の管理情況の点検を行なう等して、 場合に応じて理事会に意見・感想を申し上げるという非常に重大な任務だということが分り(これは荷が重いと)、悩んで寝込みたくなります。 さりながら、できる限り真っ当取り組む覚悟です。
JECKは2019年(令和元年)から「大変革の段階」に入りました。年度の行動目標として、先ず社会的信頼性の向上に繋がる「NPO法人」の認証の取得を目指す ことがあります。(また仮に法人認証されたとしても、多分、関連する課題が控えていましょう。それはどのよう内容になるのか等の予備的な検討も欠かせ ないのではと思います。)また、SNSの開発始動(≒ホームページの「リニューアル」)も、情勢に対処した、会員人材の補充や会員サービスの飛躍的充実に 繋がることであり、「JECK大変革の段階」の幕開けのひとつでしょう。会員の皆さまにはご理解・ご協力、ご意見頂けますよう、改めて、切にお願いする次第です。

 2019年度(第18回)総会
2019年4月27日(土)JICA横浜センターで第18回 総会が20名の会員の参加を得て開催されました。
議案は以下のとうりです。
 第1号議案 2018年度事業報告の件
 第2号案件 2018年度収支決算報告の件
 第3号案件 2019年度事業計画の件
 第4号案件 2019年度収支予算の件
 第5号案件 2019/2020年度役員改選の件
 第6号案件 JECK会則一部改定の件、その他
内容は会員専用ページをご参照ください。
   
           
     

 健康寿命を延ばすための食事と運動  運動実践編
1月26日に実施された創立記念講演会のなかで稲毛講師が行ったストレッチ運動のテキストを転載いたします。
JECK創立記念講演会
                                       フィットネスインストラクター
                                       健康運動指導士   稲毛友紀
◇足 土台となる足裏が正しく地面をとらえられるように骨の位置を整える 
   ①足の指ほぐし 指の付け根から伸ばすようにしながら1本づつ動かす
   ②親指小指側を両手で持ってもみ洗いするように足の甲の骨を動かす
    動かない場合は足の甲の骨と骨の間のくぼみに手を滑らせて骨の間の硬直をほぐしてから
   ③土踏まずほぐし、かかとほぐし(かかとは握るように)
   ④片足づつ指を丸めて足の甲に体重がかかるように(バレリーナのような足)
   ⑤足首回し
◇骨盤 骨盤の前後左右のねじれ、ゆがみを整える 姿勢の要になる部分を安定させる
   ①おしりの下の硬い骨の上にまっすぐ体重が乗るように垂直に座る
   ②左右のおしりを交互にあげて下ろしてをくりかえす
   ③骨盤の骨を手で触りながら後ろに倒す(背中を丸める)前に傾ける(胸を斜め上に押し出す)
    どちらかがやりにくい場合は姿勢に問題がある可能性
   ④骨盤が後ろに倒しやすい→猫背タイプ もも裏が堅い
    骨盤が前に倒しやすい→反り腰タイプ もも前が堅い
   ⑤いすに座ったまま前に脱力 おなかと太ももをくっつけた状態で両足を前にずらす
    ももの裏側に伸びを感じられたらそこで呼吸をしながら10秒ほど
   ⑥安全なところに手を添えて片足を曲げ、手で持ちながらかかとをおしりに近づける
    手で持つのが難しい場合は
    椅子に片足を乗せ、軸の足を一歩前に出した状態から下に体重をかける
    ももの前に伸びを感じたら10秒ほど
◇背骨 背骨をねじる動きを回復することで腰の動きの負担を軽減する
   ①胸の前で手をクロスして足と骨盤があまりついてこないように背骨をしならせて左右に動かす
   ②棟の前で手をクロスして背骨を横に倒してから回旋する
    右に倒したら左の肩を後方に引きながら胸を天井方向に向ける
          左の肩を斜め前にかぶせるように下に回旋
          戻したら逆側も同様に
   ③肩に手を添えて肘と肘をくっつけるように背中を丸める
    逆に肘を開くようにしながら胸を開く
 ◇肩 腕が前に常にあることで前に出てしまっている肩を正しい位置に戻す
     両手の小指がくっつくように顔の前に持ってくる
     横の壁が迫ってくるのを押さえるように両手を横に開く
     手のひらが外の状態のまま頭の上に上げる(可能であれば手の甲をくっつける)
     横に手を下ろし一番最初の形まで戻し、5回ほど繰り替えす
 ◇首 頭の重さを支える首回りをほぐすことで頭への血流を促す
    ①背骨がまっすぐ座面に刺さるように腹筋背筋で支える   
     頭の重さを使って右に倒す
     左の腕を背中を触るように後ろに引いて頭の重さと腕の重みでより首筋を伸びを感じる
     右も同様に
    ②背骨が丸まらないようにあごを引いて頭を前に
     首のうしろに伸びを感じたら小さく揺らして頭と首がつながっているところを動かしながらほぐす
寒さなどで固まった関節や筋肉をほぐすことで骨の位置が整います。
それにより圧迫されていた内臓が解放され呼吸がしやすくなり、血行もよくなることで
心肺機能の向上、筋温の上昇そして免疫力・抵抗力の向上が期待されます。
同じ姿勢が続いたときや、朝起きたとき、寝る前いつでも気づいたときに体操を行うことで
身体の調子を整えられます。
ぜひ無理のない範囲で動かして筋肉量の維持と柔軟性の向上を目指しましょう。

 平成30年度 関東学院学院向け講義受託「国際協力の現場」
関東学院大学経済学部及び経営学部の共同講義科目の「国際協力の現場」が2018年9月24日に開講され、約170名の学生が受講しました。 この大学向け講義は2009~2011年に横浜国立大学経済学部向けに始めたもので、関東学院大学でも4年目を迎えます。
講義内容は以下のとうりです。
回数  担当者   テーマ
 1  石亀 敬治   開発途上国の現状と政府開発援助(ODA)
 2  植岡 龍太郎  水産物と国際協力 (水産資源開発の現場から)
 3  中之薗 賢治  開発途上国における地球環境(森林・土壌)に関する国際協力
 4  菊池 正夫   日本の技術ポテンシャルを生かした物づくり分野の国際協力
 5  塚田 源一郎  インドネシアの廃棄物分野を中心とした環境分野における国際協力
 6  上田 恵一   水は国の血流、中東ヨルダンの体験
 7  鈴木 良寛   科学日本語教育および化学物質の安全管理に関する国際協力
 8  石井 信行   病院管理へのトヨタ品質管理手法適用
 9  倉内 伸幸   国際協力における教員と学生のチャレンジ
 10  北島 博司   病院プロジェクトから見えてくる国際協力の現場とその変遷-容認できない医療(経済)格差を埋めるために-
 11  吉田 博至   中東地域における職業と経済活動を考える(電気・電子分野)
 12  内倉 和雄   開発途上国における医療品の安全性確保に関する国際協力
 13  田中 秀幸   途上国の発展とODAの現状について-太平洋諸国域とアフリカの現状を鑑みて-
 14  加藤 博通   財務管理を中心とした中小企業の経営改善
 15  福田 信一郎  欧州復興開発銀行(EBRD)市場移行支援プログラムによる
            中央アジアの民間企業の市場経済移行支援業務に従事して
尚、今年度も関東学院大学と明治学院大学で講義受託が予定されています。

 JECK主宰の英会話教室を開設
場所はJR桜木町に近い横浜市民活動支援センターです。
国際協力の第一歩ともいうべき英会話を横浜市民対象に開催しますが、担当の教師は長年英語教育に携わってこられた萩原先生で、「米澤メソッド」という五感をフルに使って体で 覚える手法を使います。学校で習った英単語を思い出し、外国人と円滑に会話が出来ることを目指しています。JECK会員の皆様には知人・友人(年齢不問)を勧誘していただき、 JECKの新しいチャレンジに是非ともご協力を戴きたくお願いいたします。
今回のスタートが成功すれば、徐々に教室を横浜各地区、引いては神奈川県各地に拡大していく構想であります。同時に講師陣も米澤メソッド教育を通じて増やしていきます。 (連絡先:理事 吉田  博至 yo4da@hotmail.co.jp)